イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザで、イスラム組織ハマスによって殺害された3人の人質の遺体を収容したと発表しました。
イスラエル軍が収容した遺体は、ガザで人質となっていた男女3人のもので、軍は“去年10月7日の音楽祭でハマスに殺害された後、ガザに運ばれた”と主張しています。
ネタニヤフ首相は哀悼の意を示したうえで、「すべての人質を取り戻す」と強調。
イスラエル軍は、“今もガザには死者を含め、およそ130人の人質がいる”としています。
一方、アメリカ中央軍は17日、ガザの海岸の仮設の桟橋から人道支援物資が初めて運び込まれたと明らかにしました。
物資は地中海の島国・キプロスに集められ、イスラエル軍が検査したのち、アメリカ軍が桟橋まで船で運び、今後、ヨーロッパ連合やアラブ首長国連邦なども支援を行うということです。
ただ、アメリカ政府は「地上ルートにとってかわるものではない」とし、イスラエル軍が掌握している南部ラファの検問所を再開する必要性を繰り返し強調しています。
こうしたなか、アメリカのサリバン大統領補佐官が19日にイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相と会談します。人質解放などについて話し合うほか、ラファでの大規模地上作戦を行わないよう改めて要請するということです。
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