ドジャース大谷選手の元通訳・水原一平被告がロサンゼルスの裁判所に出廷し、無罪を主張しました。水原被告は検察側との司法取引に応じていることから無罪主張は形式的なもので、今後、有罪を認める見通しです。
審理が始まる30分ほど前に、裁判所前にスーツにノーネクタイで姿を現した水原被告。詰めかけたメディアからの質問には全く応じず、正面を見つめたまま裁判所内に入っていきました。頬はこけ、少しやせた印象で、表情からは憔悴している様子も感じられました。
水原被告は2021年11月ごろから今年3月ごろにかけて、大谷選手の口座からおよそ26億円を不正送金した銀行詐欺など2つの罪に問われています。
審理では罪状認否が行われ、水原被告は起訴内容について無罪を主張しました。
一方、水原被告は検察側との司法取引に合意していて、アメリカ司法省によりますと、この日の審理を担当した判事の権限の関係から形式的に無罪を主張したものとみられ、今後、有罪を認める見通しです。
記者
「罪状認否を終えた水原被告が裁判所から出てきました」
審理が終わった後も、水原被告は報道陣の呼びかけに応じず、弁護士とともに車に乗り込み、裁判所を去りました。
審理では、開廷の30分前に裁判所側が「安全上の懸念があり、対応できない」として、メディアは隣の部屋で音声のみの傍聴を求められ、現場にいたアメリカメディアも含め、抗議しましたが、受け入れられませんでした。具体的な理由は分かっていません。
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