4日、大雨の影響で白山登山から戻ることができなくなっていた石川県の馳浩知事は、5日午前、ようやく石川県対策本部員会議で陣頭指揮をとりました。
馳知事は白山の国立公園指定60周年に合わせて、山の魅力をPRするため、8月3日から4日にかけて登山を行っていました。
しかしその最中に石川県内は記録的な大雨により河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、麓まで下りてきた馳知事も県道が通行止めになったため、近くの宿泊施設で足止めとなりました。
5日午前、大雨に関する県対策本部員会議に姿を見せた馳知事は、冒頭のあいさつで自身の行動について触れました。
「昨日(4日)、私は白山に登山をし下山の途中ではありましたが、災害対策本部の立ち上げの現場に立ち会うことができませんでした。改めてお詫びを申し上げたいと思います」(馳知事)
会議では気象の状況や被害について確認を行い、各所に指示を出しました。
「どこかで中止すればよかったかなという思いもないではありませんが、おととい(3日)の段階で気象情報も確認しながら登山をいたしました。オンタイムで連絡は取り合えていたと思っておりまして、ここにどういう問題があったかは検証する必要があると思います」(馳知事)
緊急時の不在に対しては危機管理の面で県民の間でも意見が分かれそうです。
注目の記事
「こんだけ出すから後は頼む」初任給は42万円、年収は100万円アップ 大胆な経営戦略で倒産の危機から売上4倍のV字回復 山梨・フォーカス

恒星間天体「3I/ATLAS」が「急激に明るく…」なぜ? 水やCO2を放出し高速移動…太陽系外から飛来した天体の謎

中咽頭がん闘病ワッキー(53) 家族にも言えず…笑顔の裏の"葛藤" 「先日亡くなりました」亡き大学生に誓った決意

「1%でも可能性がある限り…」富山からメジャーリーグへ 中村来生投手、勝負の3シーズン目へ 昇格わずか2%の厳しい環境に挑む

なぜ?「耳をふさがない」イヤホンが人気…“音漏れ”や“通話”に独自技術搭載も【THE TIME,】

「ハリケーン・メリッサの中心」ジャマイカを直撃した「カテゴリー5の最強クラス」内部を“ハリケーン・ハンター”が撮影









