■メジャーリーグ カブス 3ー4× カージナルス(日本時間5日 ブッシュ・スタジアム)

前日、悪天候のため中止となり急遽、ダブルヘッダーとなったこのカード、第1試合、カブス・鈴木誠也(27)は敵地でのカージナルス戦に“4番・ライト”でスタメン出場した。

相手の先発は2015年から3年間、巨人に所属していたM.マイコラス(33)で、通算成績は15打数5安打2本塁打と相性は良かった。1回の第1打席、メジャーでの初対戦はマイコラスが慎重に外角を攻めカウント2-2とすると最後は内角高めに95マイル(153キロ)のストレート。鈴木のバットが空を切り三振に倒れた。

4回の第2打席、鈴木はファーストストライクを積極的に振っていくがとらえきれずファールとなる。カウント2-2と追い込まれると最後は低めのシンカーに空振り三振、2打席連続三振に鈴木も天を仰ぎ首を振ってベンチへ戻った。

1対0とカブスリードで迎えた6回第3打席は1死二塁のチャンス、ここまで完璧に抑えられていた鈴木はカウント0-1から外角のスライダーを逆らわずセンター前へタイムリー、3試合ぶりとなる打点をあげた。セントルイスのブッシュ・スタジアムではメジャー初ヒット、これでメジャー12球場目でのヒットとなった。
8回第4打席はショートゴロエラーで出塁し今季6個目の盗塁をマークした。

3対3の同点で迎えた9回裏、カブスは1死一、二塁とサヨナラのピンチで打球がライト・鈴木の前に、バックホームは間に合わずカブスがサヨナラ負けを喫した。
鈴木は4打数1安打1打点1盗塁で打率.255となった。