組織の能力を高めるための知識を養ってもらおうと、愛媛県松山市の企業でユニークな新入社員研修が行われました。
手をつないで輪になり、フープを1周させる「フープ送り」のタイムを競います。
実はこれ、新入社員研修なんです。
排水処理や住宅の設備などを手掛ける松山市のダイキアクシスは、おととしから愛媛大学と連携して研修を行っていて、30日は社会共創学部の山中亮准教授が講師を務めました。
新入社員たちは組織の能力を高めるには「気付く力」が重要だと学んだ後、大学生とともにグループに分かれ、どうすればより速くフープを1周させられるか、試行錯誤しながら「気付き」を養いました。
(新入社員)
「みんなと仲良くなったことが良かったと思います。(意見を)周りに伝えることを大事にしたいと思っています」
(新入社員)
「個人だけでなくて、色々な人に相談することも大事になってくると思うので、そういうことを大事にしていきたいと思います」
新入社員たちは来月中旬にそれぞれの部署に配属されるということで、研修について担当者は「視野を広げることに繋がれば」と期待を込めていました。
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