5月1日の運用開始を前にAI=人工知能が予約に応じてダイヤを作成する岩手県九戸村のオンデマンドのバスが30日お披露目されました。
このバスの名前は九戸村にゆかりのある戦国武将・九戸政実にちなんだ「まさざねGO」です。30日は、九戸村の大久保勝彦村長や県北自動車の松本順社長ら関係者が出席してバスのお披露目が行われました。
(記者リポート)
「新たに運用が始まるまさざねGOは、スマートフォンアプリや電話などで事前に行き先などを登録した人が利用することができます」
「まさざねGO」は事前に登録した乗客のアプリと電話での予約情報を基にAIがその日の適切な経路とダイヤを作成して運行されます。
これまで1日3便運行してきた村の循環バスに代わるもので、バスでは入れない道路も運行できるようになるほか、アプリ上に設定された仮想のバス停120か所を追加した村内199か所から乗り降りすることができます。
(九戸村 大久保 勝彦 村長)
「多くの村民の皆さまに利用していただいて、おでかけしていただきたいなと思っております」
新たなバスの運行で自宅と目的地により近い場所での乗り降りが可能となることから、村民の新たな交通手段として期待されています。
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