2023年度の平均の「有効求人倍率」は1.29倍で、3年ぶりに減少しました。物価高の影響が続き、製造業などで新規の求人を控える動きがみられました。
厚生労働省によりますと、仕事を探している人1人に対し何人分の求人があるかを示す、2023年度の平均の「有効求人倍率」は1.29倍でした。前の年度から0.02ポイント減り、3年ぶりの減少となりました。
2020年度の有効求人倍率は新型コロナの影響で1.10倍まで落ち込みましたが、その後は2年連続で前の年度より増加していました。
新規の求人は前の年度と比べると2.4パーセント減っていて、特に物価高で原材料の価格が高騰している影響などから▼「製造業」では10.1パーセント、▼「建設業」では6.0パーセント減少しました。
厚労省は「コロナの影響からは回復してきたが、物価高の影響が続いていて、コロナ前の水準にはまだ戻っていない」としています。
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