■メジャーリーグ アスレチックス 1-3 エンゼルス(日本時間3日 エンゼル・スタジアム)

トレード期限最終日、エンゼルスはB.マーシュ(24)、この日の先発予定だったN.シンダーガード(29)がフィリーズに移籍、守護神のR.イグレシアス(32)はブレーブスに移籍とギリギリでトレードが成立した。エンゼルスに残留が決まった大谷翔平(28)は“2番・DH”でスタメン出場。ここまで5打席連続出塁中の大谷は1回第1打席、アスレチックス先発C.アービン(28)と対戦。カウント1-1からカーブをとらえるが“大谷シフト”に引っ掛かりショートゴロに倒れた。

3回の第2打席、ここでも早いカウントから勝負していき2球目のチェンジアップを打っていったがセンターフライ。
5回第3打席、2死走者なしという場面で1球目からフルスイング、ホームランを狙うが空振り、カウント0-2と追い込まれると外角のカーブを上手くバットに当ててファールで逃げた。そして、5球目、内角低めのストレートを鮮やかなバットコントロールで3試合連続安打となるレフト線へツーベース、大谷は2塁ベース上で笑顔、打たれたアービンも思わずマウンド上で笑顔を見せた。

8回第4打席はショートゴロに倒れ、今季出場100試合目の大谷は4打数1安打で打率.255となった。明日は“二刀流”でベーブ・ルース以来となる104年ぶりの2桁勝利と2桁ホームランの記録を狙う。