小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントによる健康被害をめぐって、厚生労働省は、国の研究所が行った分析で紅麹原料から「プベルル酸」以外にも本来は入っていない複数の物質が検出されたことを発表しました。
小林製薬が「紅麹」を原料とするサプリメントの成分について調べたところ、本来は入っていないはずの青カビから作られる「プベルル酸」という物質が検出されたことが分かっています。
国立医薬品食品衛生研究所は小林製薬からサンプルの提供を受け、健康被害を起こした原因物質の特定を進めていました。
健康被害の報告が集中している去年6月から8月の紅麹原料を調べたところ、「プベルル酸」が検出されたほか、本来は入っていないはずの物質が複数、検出されたということです。
これらの物質が何かは分かっておらず、厚労省は、引き続き検出された物質の特定を行い健康被害が起こった原因の究明を進めています。
注目の記事
なぜ多発?各地でクマ被害、原因の1つに「境界線のあいまいさ」か、9月から施行「緊急銃猟」4つの条件【Nスタ解説】

外免切替が厳格化「問題が難しくなった」外国人から戸惑いの声も 住民票の提出義務化、試験内容も大幅見直し

「前の人が足で踏んだら私は手で触りたくない…」和式トイレの水洗レバー「手で押す」?「足で踏む」? 正しいのはどっち?

コーヒー豆を運ぶトラックで「息子は天国に行った」夢を絶たれた29歳のバリスタ 遺志を継いだのは母だった 【人をつなぐコーヒー・前編】

“セクハラ” に揺れる南城市 市議会解散は古謝市長の正当な権限か、乱用か…市議選に2000万円超は税金の無駄? 専門家が語る「制度の想定外」

「いまでも5日は苦手」事件と向き合い続けた父親 娘のストラップはいまも… 20年以上続けたブログにも幕を下ろし 廿日市女子高生殺人事件から21年

