4月17日の地震で震度6弱を観測した高知県宿毛市では、19日から学校が再開されました。子どもたちは揺れや自宅の状況などについて会話し、無事を確認し合っていました。

およそ180人の生徒が通う宿毛中学校では、17日の地震で正面入り口近くの地面に線状の亀裂が入って段差ができ、一部の扉が開かなくなっていました。18日が休校となり、19日から学校が再開。登校した生徒たちは、地震の揺れや自宅の状況などについて会話し、それぞれ無事を確認し合っていました。

(宿毛中学校 吉福巧 校長)
「地震については、いつ起きるかほんとに分からない状態で、再度自分事として考えていくことが一番大切だということを(生徒たちに)伝えていきたい」

宿毛市では、18日に実施予定だった「全国学力テスト」を、ほとんどの小・中学校で19日に実施するということです。