先月の大相撲春場所で、愛媛県西予市出身の風賢央が幕下全勝優勝を果たしました。新十両への昇進を決めた風賢央(かぜけんおう)が17日凱旋し、野村町で祝賀会が開かれました。
大きな拍手で迎えられ師匠の押尾川親方とともに登場したのは大相撲力士、風賢央です。
風賢央の十両昇進を祝う昨夜の祝賀会は西予市相撲連盟が開いたもので、地元の相撲関係者らおよそ100人が駆け付けました。
風賢央
「三月場所で優勝することができました。幕下優勝できたのも野村町の方々のご声援だと思っております。幕下優勝して野村町の方々にたくさんの応援メッセージをいただいて本当に野村町で相撲を続けてて良かったなと改めて思いました」
このあと風賢央は西予市相撲連盟の理事長から化粧まわしの目録が贈られました。
風賢央は西予市の野村高校相撲部出身で、中央大学卒業後、押尾川部屋に入門。
おととしの春場所で初土俵を踏み、先月の春場所では7戦全勝で幕下優勝を果たし、来月の夏場所で、愛媛出身力士としては、95年春場所の玉春日以来となる新十両昇進が決まりました。
野村中学校相撲部の生徒
「優勝目指して頑張ってほしいです。風賢央さんの前に出る相撲を見習って僕もどんどん前に出れるような相撲をとっていきたいです」
西予市相撲連盟 兵頭竜会長
「(風賢央の活躍が)町民のそして市民の元気に笑顔に将来につながっていくと思います」
風賢央
「五月場所は新十両として相撲をとるのですが、緊張することなく強い気持ちを持って十両優勝目指して頑張ります」
大相撲の十両の関取“風賢央関”として臨む夏場所は、来月12日に初日を迎えます。
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