円安に歯止めがかかりません。外国為替市場では円相場が1ドル=154円40銭台をつけ、およそ34年ぶりの円安水準となっています。財務省から中継でお伝えします。
「本当に為替介入はあるのか」。市場が政府・日銀を試しているかのような値動きが続いています。
きょうの東京外国為替市場では、アメリカの利下げの時期が遅れるとの見方から、円を売ってドルを買う動きが強まり、円相場は1ドル=154円40銭台まで下落しました。
鈴木財務大臣は改めて、“市場をけん制”しました。
鈴木俊一財務大臣
「(為替の動向を)しっかりと注視をしています。必要に応じて万全の対応をしたい」
市場では為替介入への警戒感は強まっているものの、きのうと同じ表現に留まったことで、市場からは「介入への切迫感が薄い」と受け止められ、円安に歯止めがかからない状況が続いています。
また、市場が“防衛ライン”とみていた152円を突破しても、政府・日銀が円安を阻止するための「円買い介入」に動かないことも、円安圧力が続く一因となっています。
155円台も視野に入る中、口先のけん制を繰り返す政府・日銀と、本気度を探る市場の駆け引きが続いています。
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