イランからドローンやミサイルなどが発射されたことを受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は、「あらゆるシナリオに準備ができている」などとするビデオ声明を発表しました。

イスラエルのネタニヤフ首相は、国民に向けビデオ声明を発表し、「ここ数年、特にここ数週間、イスラエルはイランによる直接攻撃に備えてきた。防衛システムが配備されあらゆるシナリオに準備ができている」と述べました。

その上で国民に対し、軍の指示に従うよう、呼びかけました。

イスラエルの首相府によりますと、ネタニヤフ首相はテルアビブで戦時内閣を招集したということです。

ロイター通信によりますと、イスラエル軍は、イランが爆発物を積んだドローン100機以上を発射したとしています。

また、AP通信によりますと、イスラエルの航空当局は領空を封鎖し、航空便の離着陸を制限すると発表しました。