静岡県熱海市の土石流の起点で、崩れずに残ったままの盛り土の撤去をめぐり、静岡県が新しい条例に基づき前の土地所有者に対して措置命令を発出したことが関係者への取材で分かりました。
熱海市伊豆山で起きた土石流では、起点にあった盛り土が被害を甚大化したとされ、現在も不安定な状態の土砂が約2万立方メートル残っています。この残った盛り土の撤去を求めて、県は7月から施行された盛り土規制条例に基づき前の土地所有者に対して強制力のある措置命令を発出したことが関係者への取材で明らかになりました。
8月1日午前、前の土地所有者側の弁護士事務所に県の職員が直接文書を届けたということです。残った盛り土をめぐっては、すでに熱海市が5月末に措置命令を発出しています。県は前の土地所有者が命令に応じない場合、「行政代執行」の手続きに入る方針です。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
