■メジャーリーグ レンジャーズ 5-2 エンゼルス(日本時間1日 エンゼル・スタジアム)

エンゼルスの大谷翔平(28)の次回登板が4日(日本時間)に決まった。現在9勝を挙げ本塁打は22と、“野球の神様”ベーブ・ルース以来となる2ケタ勝利&2ケタ本塁打まであと1勝としていて、104年振りの偉業達成が期待される。

この日の試合前、ネビン監督代行が大谷の次回登板に関して「水曜日(日本時間4日)」と明言した。トレードの噂が絶えない大谷だが、3日(日本時間)のトレード期限後となる登板決定に、日米メディアから「水曜日(日本時間4日)に投げるということは、トレードが消滅したのか?」と質問がとんだ。ネビル監督代行は「僕はその件について関わっていないからね。彼(大谷)は水曜日に投げる。個人的に、私自身のためにも、そうなること(残留)を望んでいる」と困惑しながらも、笑顔で語った。

順番通りであれば4日の登板は左腕のスアレスだったが、大谷と入れ替えた。その理由についてネビン監督は「ショウヘイはルーティンワークを重視し、投打を両立させている。水曜日の夜にDHで出場してから、木曜日のデイゲームに投げるのではなく、水曜日に投げて、木曜日にDHで出場する方が(準備や体力的に)彼にとっていいと思った。私は彼と共に事前にこうやって、先発日程を計画するのが好きだ」と説明した。

大谷はこの日レンジャーズ戦に2番・指名打者でスタメン出場。第1打席には三塁打、第3打席には右前打を放ち、8試合ぶりとなるマルチ安打をマークした。第2、第4打席は四球を選び全打席出塁したが、チームは敗れ、連勝とはならなかった。

【1日の打撃成績】
大谷翔平 第1打席・三塁打、第2打席・四球、第3打席・右前、第4打席・四球

【今季】
打撃:打率.255、本塁打22、打点62、盗塁11、得点58
投手:9勝6敗、防御率2.81