登山や山菜採りで山を訪れる人が増えるこれからの季節を前に4日、岩手県警の山岳遭難救助隊の任命式が行われました。
山岳遭難救助隊に任命されたのは新入隊員9人を含む県警の機動隊を中心に選抜された30人です。県警本部で行われた4日の任命式では、隊員1人ひとりの名前が呼ばれたあと、増田武志本部長から西城友幸隊長に任命書が手渡されました。増田本部長は「遭難事故は対応を誤れば生命に関わる。一致団結して任務を完遂してほしい」と激励。西城隊長が隊員を代表して宣誓しました。
(県警山岳遭難救助隊 西城 友幸 隊長)
「あらゆる困難を克服して迅速、的確な活動を行い、県民の負託に応えることを誓います」
隊員たちは普段、警察署や機動隊などそれぞれの職場で勤務していますが、遭難事案に備えた訓練も行っています。去年、県内では登山や山菜採りなどで63件の山岳遭難が発生し7人が死亡しました。任命された隊員たちは、改めて責任の重さに気を引き締めていました。
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