静岡県伊豆市は4月4日、所有・管理している市バスについて「整備管理者」を選任せずに運行していたことを発表しました。
伊豆市によりますと、市が所有・管理している市バスは、定員42人の中型バスで、道路運送車両法では定員30人以上の自家用バスについて「整備管理者」を選任し、点検・整備などを行う必要がありましたが、伊豆市は行なっていませんでした。
市バスは、小中学校の校外学習や市が主催するイベントなどで、20年前の2004年3月から使用されていたということです。
伊豆市によりますと、「整備管理者」が本来行うべき点検・整備は、市や民間事業者が行なっていました。
伊豆市の菊地豊市長は「法令・制度の認識が欠如していたために生じたもので、市民の皆さまの信頼を損ねることとなりました。このような事態を招いたことを深く反省し、今後は関係法令の把握・遵守を徹底し、再発防止と信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。
伊豆市は「整備管理者」が見つからなかったことなどから、市バスを廃止し、今後は民間業者に委託するということです。
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