「すき家」の牛丼がきょうから値上げです。さらに、今夜からは大手牛丼チェーンで初めて本格的に「深夜料金」が導入されます。
きのう午後11時。
来店客
「この時間帯に食べるのが一番うまいです。深夜と言ったら油もの、油ものと言ったらすき家」
深夜にも牛丼を食べる人たちの姿が。この「すき家」の牛丼、きょうから値上げとなっています。
これまで400円で2年以上価格を据え置いてきた「牛丼並盛」は30円値上がりし、430円に。
さらに、今夜からは「深夜」に食べる値段も上がります。昼は430円の牛丼が460円に引き上がるのです。牛丼チェーンで全国的に深夜料金を導入するのは、初めての試みです。
牛丼が「400円」で食べられる“最後の夜”でした。
来店客
「(Q.値上げされるが)えええ!あっそうなの?まぁ仕方がないかな」
「時給上がってますし、値上げは妥当なんじゃないかなと。働いてくれているので感謝という意味で」
全国の最低賃金はここ10年で250円近く上昇。2023年度には初めて1000円の大台を超え、1004円になりました。さらに、深夜は賃金を1時間あたり25%上乗せすることが法律で決まっています。
記者
「すき家の新宿南店の深夜時給は1688円と、とても高い額になっています」
専門家は、値上げしないと深夜営業は難しい時代だと分析します。
柴田書店「月刊食堂」 通山茂之 編集長
「賃金は上げないと人材争奪戦に負けてしまう。全体として、人件費はこれからも上がり続けていく。消費者が受け入れてくれるかによって、追随してくる企業が出てくるのか、それとも、価格を上げてしまうとお客さんが離れてしまうと判断するのか。そういう意味では(すき家は)試金石になるのではないか」
人件費の上昇による値上げを、消費者が受け入れられるかどうか。今後の営業の「カタチ」を決めることになりそうです。
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