厚生労働省は先ほど、健康被害が報告されている「紅麹」の成分について、小林製薬が調べたところ、本来想定されていない「プベルル酸」という物質が検出されたと明らかにしました。
小林製薬はこれまで「想定していない未知の成分が混入した可能性がある」などと説明していました。
厚労省によりますと、「プベルル酸」はアオカビから発生する天然化合物で、毒性が非常に強いとされています。ただ、今回の健康被害との関係については明らかになっていません。
厚労省の担当者
「一定の原因である可能性については、あると思っているが、これだけなのか、今後、網羅的にあらゆる可能性も含めて検討していく」
厚労省は現時点で「プベルル酸」が腎臓に影響を与えるかどうかについてはわからないとしています。
今後、国立医薬品食品衛生研究所が小林製薬からサンプルの提供を受け、「プベルル酸」以外の物質についても網羅的に調査して原因物質の特定を進めていく方針です。
注目の記事
障がい者就労支援で疑惑「数十億円規模」の給付金を過大請求か 元職員が語った加算制度の悪用手口「6か月ごとに契約だけ切り替えて...」 事業所の元利用者も"高すぎる給付金額"に不信感

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

15年前の“時効撤廃”なければ逮捕されることはなかった 安福久美子容疑者(69) 別事件の遺族は「ぱっと明るくなりました」 全国には未だに350件以上の未解決事件

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も

「価格破壊の店」「市民の味方」物価高続く中”10円焼き鳥”守り続ける店主の思い 創業75年の老舗居酒屋 福岡・大牟田市

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」









