東京23区の2023年度平均の消費者物価指数は2.7%上昇し、上昇幅は2年連続2%を超えました。原材料高に加え、円安が一段と進む中、来月の食品の値上げは2800品目以上となり、半年ぶりの規模となります。
けさ発表された東京23区の2023年度の消費者物価指数は、前の年度と比べて2.7%上昇しました。伸び率は前年度のプラス2.9%より縮小したものの、上昇率は2年連続で2%を超えました。
こうした中、来月からの食品の値上げは2806品目にのぼり、去年10月以来、半年ぶりの規模となります。
プリマハムがソーセージの「香薫 あらびきポーク」をはじめ、3%から38%引き上げるなど、ハム・ソーセージなど加工食品の値上げが2000品目以上に上ります。
また、キッコーマンの「デルモンテ トマトケチャップ」が292円から319円に値上げするなど、調味料の値上げも100品目を超えます。
原材料の高騰に加え、円安がさらに進んでいることも価格を押し上げています。
注目の記事
総裁選、記者会見も…野党に配慮しすぎて何も言えない?注目ポイントは“何を言わなかったか”【Nスタ解説】

「並ばない万博」どころか入場もできない!?予約サイトは閉幕まで“満員” 残るチャンスは「キャンセル待ち」「入場枠の追加開放」「現地で当日券購入」

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
