<センバツ高校野球 準々決勝 中央学院 5対2 青森山田 28日 阪神・甲子園球場(兵庫)>

東北王者の青森山田が春夏通じて初の4強に進出を逃した。初回に先制するも、続く2回にミスが重なり逆転を許すと、攻撃陣も最後の1本がでず、2対5で中央学院(千葉)に敗れた。センバツ初勝利を挙げた1回戦、2回戦のサヨナラ勝ちの再現はできず、県勢として12年ぶりの準決勝進出を逃した。

試合は青森山田が初回、2死ながら一、三塁のチャンスを作ると、5番吉川勇大がレフト前に運び、先制に成功します。

主導権を握りたいところでしたが、2回に堅守を誇る青森山田が〝らしくない〟ミスを繰り返します。2死からセカンドゴロをうまくさばけず走者を出すと、バッテリーミスも重なり走者は三塁に。その後、中央学院8番の蔵並がタイムリーで同点にされると、後続にもヒットを浴び、得点圏に走者を抱えると、中央学院1番青木がショート後方に打ち上げた打球を、ショートとレフトの見合わせ、2点タイムリーに(記録は左前適時打)。この回3点を奪われます。

一度失った流れは取り戻せず、4回には中央学院に四球と連打で2点を許し、先発の櫻田が降板。リリーフした関が後続を打ち取りますが、点差を4に広げられます。

反撃に出たい青森山田打線は2回以降も毎回ランナーを出しますが、得点につなげられたのは最終回の1点のみ。反撃及ばず2対5で中央学院に敗れました。

8年ぶり3回目のセンバツ出場で初勝利から一気に県勢12年ぶりのベスト8入りを果たしましたが、青森山田にとって甲子園で初めての準決勝進出は果たせませんでした。

試合終了後、アルプスから声援を送っていた青森山田野球部3年の阿部陽斗さんは「正直、ここまで勝ち上がると思っていなかった。選手のみんなには、良い経験をさせてもらった。夏はアルプスではなくグラウンドに立てるように頑張る」とコメントした。