2023年の猛暑で大きな被害を受けた陸奥湾ホタテ。その再生と今後10年間の取り組みをまとめた青森県の総合戦略の骨子案がまとまりました。目標は10年後も100億円産業として継続できるようにすることです。

陸奥湾ホタテガイ総合戦略の骨子案は、漁業関係者や県などが出席した会議でまとまりました。

それによりますと、総合戦略では養殖と販売力の強化に取り組み、10年後の2034年には陸奥湾ホタテが100億円産業として継続していけるようにするとしています。

これを達成するためのホタテの生産量や、輸出額など様々な指標を含めた正式な総合戦略は、2024年10月に策定するとしています。

戦略チーム議長・東北大学大学院尾定誠客員教授
「50年、100年安定してホタテガイ養殖事業が営める基礎をきっちり作ることができれば、陸奥湾沿岸の養殖業者も経営体も安定した生産を続けられて、周辺の利用・加工関係も続けられるのではと期待しています」

関係機関は、来年度は輸出先の販路拡大に向けた調査や、養殖技術の試験などに取り組み、総合戦略の達成に向けて対応を強化するとしています。