小林製薬の紅麹を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が出ていることを受け、林官房長官は「健康被害の拡大防止を図っているところ」だと述べました。

小林製薬の紅麹成分を含んだサプリメントを摂取した人に腎疾患などの健康被害が出ている問題で、原料は国内外の商社や食品メーカーなど52社に販売されていたことが分かっています。

林官房長官は午前の会見で、厚生労働省が小林製薬の本社がある大阪市と連携して、原因の究明や適切な自主回収の実施など健康被害の拡大防止を図っているところだと述べました。

また、全国の自治体に対し、小林製薬が回収の対象としている商品について、健康被害に関する情報があれば報告するよう依頼したことも明らかにしました。