静岡大学は3月12日に実施した理学部、工学部、農学部の一般選抜個別学力検査(後期日程)で、生物と化学の問題に出題ミスがあったと発表しました。
理学部51人、工学部105人、農学部44人の合わせて200人が受験した「化学」の出題ミスは 、問題文と解答用紙の解答欄の文言に食い違いがあり、誤解を招く設問となったということです。
<誤> 問題文:また、どの様な反応が起きているか簡潔に答えよ。 解答欄:理由
<正> 問題文:また、どの様な反応が起きているか簡潔に説明せよ。 解答欄:説明
理学部41人、農学部51人の合わせて92人が受験した「生物」の出題ミスは、 問題文の条件が不十分のため、解答できない可能性がある設問となったということです。
<誤> 表1は、異なる気候に存在する3つの森林生態系について、有機物の移動量を示したも のである。森林生態系①の(ⅰ)植物成長量(g/(㎡・年))と、(ⅱ)土壌における有機物蓄積 量(g/(㎡・年))を答えなさい。
<正> 表1は、異なる気候に存在する3つの森林生態系について、有機物の移動量を示したも のである。森林生態系①の(ⅰ)植物成長量(g/(㎡・年))と、(ⅱ)土壌における有機物蓄積 量(g/(㎡・年))を答えなさい。なお、動物の成長量を考慮しないものとする。
「化学」のミスは、試験終了間際に受験した人からの問い合わせで、「生物」のミスについては試験終了後、問題作成者以外の学内の教員からの指摘で明らかになったということです。
静岡大学では、「化学」のミスのあった問題については誤解を招く問題のため全員正解として、「生物」のミスのあった問題についても解答できない可能性があるため、全員正解として扱うということです。
静岡大学は「受験者の皆様をはじめ、ご家族、関係者の皆様に対し まして、心よりお詫び申し上げます。 本事態を真摯に受け止めるとともに、社会に対する極めて重い責任を自覚し、再発防止に努めてまい ります」とコメントしています。
なお、静岡大学では前期日程の情報学部の英語でも出題ミスが有りました。
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