ニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52か所」に選ばれた山口市は、外国人をはじめとする観光客の増加が期待されています。行楽シーズンを前に、観光客を受け入れる動きが進んでいます。JR山口駅では18日、コインロッカーの営業がおよそ半年ぶりに再開されました。

18日午前に作業が行われ、およそ半年ぶりにJR山口駅にコインロッカーが設置されました。

山口駅では去年9月構内にあった売店が閉店し、売店が管理していたコインロッカーも撤去されました。荷物などを預ける場所がなくなり、観光客や地元の人からは再開を望む声が上がっていて、市とJR西日本とで協議を進めていました。新たに設置されたコインロッカーは、中国ジェイアールバスが運営・管理を行い、バスのきっぷ売り場などで問い合わせに対応します。荷物の預け入れや取り出しは24時間可能です。

今年、ニューヨーク・タイムズ紙で「行くべき52か所」に選ばれた山口市。外国人観光客の増加が見込まれる中、県や市が急ピッチで進めた観光客の受け入れ環境の整備も動き出しました。

16日から運行が始まった、観光循環タクシー。山口駅を発着し、瑠璃光寺五重塔のある香山公園や大内文化が色濃く残る竪小路などを巡ります。1日8便運行していて、料金は大人200円、子ども100円。500円の「1日乗車券」を買うと、観光循環タクシーとコミュニティバスの全区間が1日乗り放題となるほか、市内の店で特典も受けられます。

また山口駅では、コインロッカーに入らない大きな荷物も預けられる手荷物一時預かりサービスが開始。外国人観光客にもわかりやすい案内板のリニューアルなどが進んでいます。しかし山口駅のトイレの紙が設置されていないことや、売店の営業再開のめどが立たないといった問題も残っています。

福満まい記者
「ニューヨーク・タイムズの報道から2か月。ようやく、観光客の受け入れ態勢が整い始めてきました。まもなく本格的な観光シーズン。今後、インバウンド増加なるか、注目が集まります」