3月15日、鳥取県伯耆町の高齢者施設から米子保健所に、「多数の利用者・職員に発熱、下痢、嘔吐などの症状が発生しており、一部からノロウイルスが検出されている。」との報告がありました。
保健所は、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生と見て、注意を呼び掛けています。
米子保健所によりますと、15日午後6時の時点で、この施設の在籍者40人のうち半数の20人。職員23人のうち7人の合わせて27人がこれまでに発症。このうち21人は、まだ、症状が続いているということです。
感染症胃腸炎は、鳥取県東部及び西部地区で患者報告数が増加し、中部及び西部地区で流行しています。
保健所では、各施設に対し、下痢、嘔吐、腹痛などの症状があれば、早めに医療機関を受診すること。また、手洗いの励行徹底や手すり・ドアノブの消毒など、予防対策を呼びかけています。
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