国の文化審議会は15日、青森市の三内丸山遺跡の出土品1855点を国の重要文化財に追加指定するよう文部科学大臣に答申しました。
国の重要文化財への追加指定が答申されたのは、青森市の三内丸山遺跡で出土した土器や石器、それにヒスイなど1855点です。1992年から94年に野球場の建設予定地だった場所を調査したときに、出土しました。このうち約5900年前の縄文時代前期に作られたと見られる貯蔵用の土器は、当時としては大きく、高さ85cm、直径30cmあり、形が崩れないように製作できる技術力の高さなどが評価されました。その一方で。
※高山基彦キャスター
「形が崩れた土器です。作っている途中で失敗したものと見られています。当時の生活の様子が分かるとして追加されています」
三内丸山遺跡は、すでに1900点以上が重要文化財に指定されていて、今回、さらに追加指定されると当時の暮らしぶりがより克明にたどることができるようになります。
※三内丸山遺跡センター 高橋哲文化財保護主査
「(ここまで)4年ぐらいかかったので、そういった意味では、非常にほっとした。日本中にこの価値をどうやって伝えていくか、これからの課題になってくる」
三内丸山遺跡センターによりますと、2024年秋に国の重要文化財に正式に指定される見通しです。














