今年春に卒業する予定の大学生の就職内定率が前の年の同じ時期に比べて0.7ポイント上回り、91.6パーセントだったことがわかりました。

厚生労働省と文部科学省の共同調査によりますと、今年春に卒業する予定の大学生の就職内定率は先月1日の時点で91.6パーセントでした。

前の年の同じ時期と比べて0.7ポイント上回りました。

この時点での就職内定率については、新型コロナの影響で2021年は下がりましたが、その後は3年連続で上昇し、調査を始めた1997年以降、過去3番目の高さとなりました。

厚労省によりますと、新型コロナによる影響がほぼ無くなったほか、人手不足により企業の求人数が増加したことが内定率の向上につながったとみられるということです。