児童や生徒らが日々の思いを17文字につづる川柳コンクールの表彰が13日、山口県山口市でありました。

「電車待ち 時間はあるのに ギガはない」
「タブレット 父よりこなす 小学生」
「小中高思い出サラ川」は、第一生命山口支店が、子どもたちが今を思い出に残すきっかけにしてほしいと去年から始めたものです。
今年は小中高合わせて1万304句の応募がありました。
このうち、小学生の部で周南市桜木小学校5年の唐津茜さん、中高生の部で大津緑洋高校1年の榎並麻央さんの句が最優秀作品に選ばれました。
唐津茜さんの句
「またこんど ぜったいかわない お母さん」
アーティストのコンサートグッズをおねだりしたときのことを詠みました。
唐津茜さん
「こんな賞がもらえてすごくうれしいです」
母親は一度冷静に考えてほしいと留保したということですが、思わぬ形で家庭の話が公になりました。
唐津茜さんの母親
「これで賞を取れたのは半分私のおかげかなと。それはそれでよかったのかなと」
一方、中高生の部。
榎並麻央さんの句
「弁当が 冷めても感じる 母の愛」
学校で弁当を広げたときに感じた母親の愛情を詠みました。
榎並麻央さん
「朝忙しいときに、私のために好きなものをお弁当に入れてくれる母にすごくうれしさを感じたのでこの句を詠みました」
母親はみずからも働きながら麻央さんと兄の2人分の弁当を欠かさず作っているということです。
榎並麻央さんの母親
「朝大変なときもあるんですけど、こういう風に思っていてくれたということを知って、また頑張っておいしいお弁当を作ろうかなと思います」
2作品とも母親についての句でしたが、新型コロナ後を詠んだものやデジタル技術についての句など世の中のその瞬間を切り取った句も多く見られたということです。
第一生命山口支店 四方田新一 支店長
「ことばは表すと意味があるとか、いろんなことを感じられるということをみんなが知ってくれたらと思いますので、改めてことばの素晴らしさを日本人として感じる瞬間だなあと思っています」
第一生命山口支店では、県内各地で優秀作品の掲示を計画しているということです。
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