“そばと演劇の山里”として知られる富山県南砺市『利賀村』の温泉施設「天竺温泉の郷」が、4月から “休止” となります。能登半島地震の影響で大浴場の浴槽に亀裂が入り、営業できない状態が続いていました。

南砺市利賀村にある天竺温泉の郷は、そばと演劇の山里『利賀村』に流れる清流百瀬川を見下ろす高台にあり、“天空の秘湯の宿”として、全国から注目されています。

天竺温泉の郷 ホームページより

施設を所有する南砺市によりますと「天竺温泉の郷」は、能登半島地震の被害で大浴場の浴槽に多数の亀裂が入り、漏水のため規定の位置まで温泉をためることができず温浴施設の使用を休止しているということです。

撮影:南砺市

漏水箇所は多数あり、震災から2か月以上がたっても復旧の見込みが立たず温浴施設の営業ができない状態がづづいています。

亀裂からの漏水で浴槽上限まで湯がたまらない

このため南砺市は、施設を管理している指定管理者と協議し、南砺市が指定管理の指定を取り消し「天竺温泉の郷」の当面の運営を休止することになりました。