1日から始まった交通事故防止運動の一環で警察が新潟市 中央区の交差点で自転車に乗る人に安全な利用を呼びかけました。
新潟市 中央区 女池上山の交差点です。県警は今月1日から横断歩行者を守るための交通事故防止運動を行っていて、8日は新潟署の署員5人で街頭指導を行いました。

通学路にもなっているこの交差点は午前7時から午前9時までが歩車分離式信号となっています。

警察は、軽車両である自転車に乗り歩行者と同じように進もうとする人を呼び止め指導を行ったほか、ヘルメットの着用を呼び掛けました。

【新潟署 桜井智晃 交通課長】「自転車は車の仲間です。自転車のルールをよく理解して安全に利用していただきたいと思います。また事故に遭った時に備えてヘルメットの着用をお願いします」

警察によりますと県内で去年1年間に起きた人身事故は2721件で、そのうち自転車の事故は12.8パーセントにあたる347件でした。

警察は横断歩道で歩行者が巻き込まれる事故が増えていることから車を利用する際も周辺をよく確認してほしいと注意を呼びかけています。