白内障の手術を受けた寛仁親王妃信子さまが6日午前、退院されたと宮内庁が発表しました。
信子さまは、東京・新宿区の慶応大学病院で4日に、局所麻酔で両眼に眼内レンズを挿入する手術を受けられましたが、6日午前11時に退院されたということです。
痛みもなく、視界も良好ですが、眼内レンズに慣れるまでお住まいで静養されます。また、強い光を避けるため、しばらく薄い紫色が入ったサングラスをかけられるということです。
信子さまは、両眼が原発性閉塞隅角症と白内障という診断を受けていました。原発性閉塞隅角症は、水晶体と角膜の間の液体が、隅角が狭くなることによって流れにくくなり、眼圧の上昇、緑内障を引き起こすものです。
信子さまは白内障の治療のために眼内レンズの挿入手術を受けたことで隅角が広がり、原発性閉塞隅角症も改善されたという主治医の診断を受けられたということです。
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