国会ではきょうも総理への追及が続きました。政治倫理審査会へ出席する意向を示した下村元文科大臣に対し、自民党内からは警戒感が高まっています。
共産党 田村智子 委員長
「選挙の年だけ増えた裏金は選挙運動への寄付ではないのか、選挙運動に使われたのではないのか、これは公職選挙法違反の重大な疑惑になる」
岸田総理
「政倫審をはじめ、国会での議論もありますし、そして党としても実態把握に向けて、さらなる取り組みを進めていきたいと考えます」
派閥の政治資金パーティーをめぐり、安倍派では参議院選挙の年、改選を迎える議員には集めた資金を全額キックバックし、裏金になっていたのではと、きょう国会で野党が追及しました。
岸田総理は「違法に使用した例は把握されなかった」と強調しましたが、実態解明の場として注目されているのが政治倫理審査会です。
参議院ではきょう、安倍派の議員ら32人について政倫審で審査するか、今週8日に議決することで与野党が合意しました。早ければ来週にも、参議院で初となる審査がおこなわれる見通しです。
一方、今後、衆議院でおこなわれる政倫審でキーパーソンになると見られているのが、安倍派の下村元文部科学大臣です。
キックバックの収支報告書への不記載について、安倍派幹部に違法性の認識はあったのか、今年1月、下村氏は…
自民党・安倍派 下村博文 元文科大臣
「還付(キックバック)については、個人の資金集めパーティーのところに上乗せして、そこで収支報告書で“合法的”な形で出すということもあるのではないかという案もあったと思う」
おととし8月におこなわれた安倍派の幹部会合で、違法性を認識していたとも取れる発言があったと明かしている下村氏。
下村氏はきのう、政倫審に出席する意向を表明していますが、党内からは発言を警戒する声も。
自民党幹部
「下村さんは森元総理に相当恨みを持ってるから、何を喋るか分からない」
森元総理と折り合いが悪いとされる下村氏。安倍派では20年以上前からキックバックがおこなわれていた可能性が指摘されていて、その頃、派閥の会長だった森元総理について、政倫審で言及するのではないかとの観測もあがっています。
下村氏が政倫審に出席することで実態解明に繋がるのか注目されます。
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