フランス上院は28日、女性が人工妊娠中絶を行う自由を憲法に明記する法案を賛成多数で可決しました。来月4日に正式に承認される見通しです。
フランス上院は28日、下院に続いて、女性が人工妊娠中絶を行う自由を憲法に明記する法案を賛成多数で可決しました。
これを受け、マクロン大統領は来月4日に両院の合同会議を招集しました。
最終的な採択には5分の3以上の賛成が必要ですが、承認される見通しです。
フランスでは1975年に中絶が合法化されましたが、2022年6月にアメリカの連邦最高裁が中絶の権利を認める判決を覆したことをきっかけに「中絶の権利には積極的な保護が必要だ」という認識が広がっていました。
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