宮崎県立佐土原高校の生徒たちが開発した防災アプリが、さらに便利になりそうです。
防災アプリのアップグレードに向けて生徒たちが気象台の職員にアドバイスをもらいました。
宮崎地方気象台を訪れたのは、佐土原高校情報技術部の生徒8人です。
佐土原高校では2017年から避難所情報などを提供する防災アプリ「SHS(えすえいちえす)災害.info(どっといんふぉ)」を開発し、配信していて、さらなるアップグレードに取り組んでいます。
(三浦功将キャスター)
「今、自分がいる場所はどれほど浸水してしまうのか。それも指一本でおおよその浸水想定が分かります」
開発中の追加機能は、現在地や打ち込んだ住所が洪水で浸水した際、最大の深さが分かるもの。
21日は、気象台の職員からアドバイスをもらいました。
(宮崎地方気象台地域防災官 金山智教さん)
「住所のところを、例えば、おばあちゃんの家とか保存して、人に共有できる形はどうだろうか」
(生徒)
「少しずつ自分たちで意見を出し合いながら、より良いアプリにしていきたい」
生徒たちは夏休み明けをメドにアプリを完成させ、アップグレード版の配信を始めたいとしています。
注目の記事
「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

「ホラーブーム」なぜ今?美術館やプラネタリウムでも“没入型”ホラーに絶叫【THE TIME,】

妊婦はねられ死亡“胎児も被害者と認めて”父の訴え「声を上げなかったら…このまま終わった」検察が一転 脳障害の女児の被害を立件可能か追加捜査へ【news23】

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い

「50ccって便利だったので残念」ガソリン原付バイク2か月後に新車の生産終了へ 販売店から切実な声「売り上げに直結する重要な問題」
