手足や口の中に発疹が出来る「手足口病」の流行が拡大し、甲府市は警報レベルとなりました。

手足口病は手足や口の中に2〜3mmの発疹ができるウイルス性の感染症で、主に夏の時期に5歳以下の子どもを中心に流行します。

甲府市によりますと7月17日までの1週間に報告された患者の数は1医療機関あたり5.4人で警報レベルの5人を上回りました。

手足口病は通常、高熱が続くことはなく数日で治りますが、まれに髄膜炎や脳炎といった合併症が起き重症となるケースもあります。


くしゃみやせき、接触などで感染するため、甲府市は手洗いの徹底など感染の予防を呼びかけています。