米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問おうと2019年に実施された県民投票から24日で5年となることから、投票の意義を改めて考えようと、石垣市で音楽祭が開かれました。

県民投票は2019年の2月24日に実施され、およそ60万人の投票者のうち、7割以上が埋め立て反対に票を投じましたが、現在も工事は進められています。

県民投票の実行委員会は、投票の結果や意義を忘れないようにと、毎年2月24日にイベントを開いていて、今年は初めて石垣市で音楽祭を開きました。
トークセッションでは、石垣島への自衛隊配備を問う住民投票の実施を求める地元関係者などが参加して、南西諸島への軍備増強など沖縄を取り巻く現状について意見を交わしました。

ステージでは、地元ミュージシャンのライブ演奏が行われ、参加者は平和を願う歌に聞き入っていました。