ツキノワグマとの共存をテーマとした研修会が23日盛岡市で開かれ、参加者がボードゲームを通じて、森林の保全や電気柵の設置といった具体的な対応を学びました。
この研修会は、ツキノワグマの正しい生態を理解し、人里での被害防止につなげようと、岩手県盛岡広域振興局と盛岡市動物公園ZOOMOが開催したものです。
会場となった盛岡市のアイーナには、環境保全に取り組む鳥獣保護巡視員や、県の環境アドバイザーなどおよそ30人が参加しました。
研修会ではクマの生態に詳しい岩手大学農学部の山内貴義准教授がクマの生態を解説しました。
「クマは一度食べ物の味を覚えると、執着して何回も来ます」
さらに山内准教授は、この冬は暖かい日が続き、冬眠明けのクマが例年よりも早く出てくる可能性があると指摘しました。
その後、参加者はグループに分かれてボードゲームに挑戦しました。このゲームはクマが暮らしやすい森林環境をつくるとともに、クマが人里に出没しないための対策を考えるもので、参加者は、植林を進めたり、人里に電気柵を設置したりするなどして具体的なクマ対策をイメージしていました。
(盛岡市動物公園ZOOMO 辻本恒徳園長)
「ただ備えるだけではなくて、クマが森に帰るようなことをゲームを通して知ってもらって、自分ごととして対策を取ってもらう」
県やZOOMOは来年度もクマとの共存を考える市民向けの研修会を実施していく予定です。
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