春が駆け足で青森県内に訪れています。桜の名所としても知られている「弘前公園」では、春を告げるマンサクの花が咲き始めました。2月中に開花するのは、観測史上初めてということです。

弘前公園の北の郭では『マルバマンサク』が黄色い小さな花を咲かせ始めました。園内にある2本のうち1本のマンサクが、20日朝に開花しているのを市の公園緑地課の職員が確認しました。

いつもの年よりも20日早く、2月中の開花は初めてです。

公園では、マンサクの開花から約40日後に桜が咲くといわれていますが、2023年は、ちょうど1か月で桜が開花しました。

弘前市公園緑地課 桜守・橋場真紀子さん
「これまでで一番早い開花になります。マンサクが咲いたということは、春を感じての開花なので、春の足音が聞こえてきたかなと感じている」

一方で、弘前市の上土手町商店街では、春と秋に花を咲かせる街路樹の「十月桜」がほころび始めました。

土手町通りの両側には約400mにわたって50本ほどの『十月桜』が植えられていて、春は市内で一番の「早咲き桜」として親しまれています。

例年であれば、花が咲くのは1か月ほど先の3月ですが、朝陽があたる西側の木には淡いピンクの花が顔をのぞかせています。

この冬の暖かな陽気で、植物はひと足早い春の訪れを迎えています。