■MLBキャンプ(日本時間20日、米アリゾナ州グレンデール)
ドジャース大谷翔平(29)が日本時間20日、手術後初となるライブBP(実戦形式の打撃練習)を行い、3打席で1本塁打1四球1三振だった。
キャンプ11日目、ライブBPが始まると、大谷が登場。手術した右ひじには黒のサポーターを付け、その上に白のプロテクターを装着して打席に入った。1打席目は2017年に広島でも活躍していたR.ブレイシア(36)。久しぶりに投手の投げるボールを打席で確認した。際どいボールを見極めると後ろを振りかえりストライクかどうかも確認していた。1度もバットを振らず5球全て見逃して四球。打席終了後はすぐに映像をチェックした。
2人目はB.トレイネン(35)と対戦。今度は1球目から強振したが右ひざに直撃する自打球。大谷も“あいっ”の声が上がり天を見つめたがすぐさま打席に入った。そして6球目をスイングして空振り三振。この打席で2スイング見られた。
3人目はJ.P.ファイアライゼン(31)。2球目をスイングしたがややボールの下を叩きファール。そして6球目、甘く入ってきたボールを捉えるとバックスクリーン右へ飛び込むホームラン。ファンからは大歓声が上がったが、大谷は首を傾げるなど納得のいく当たりでなかった様子。すぐにケージの後ろで映像を確認していた。大谷は3打席立って16球、1本塁打1四球1三振と久しぶりの実戦練習となった。