■MLBキャンプ(日本時間19日、米アリゾナ州グレンデール)

キャンプ10日目を迎えたドジャース大谷翔平(29)は全体練習に参加。A.バーンズ(34)やJ.アウトマン(26)、球団スタッフと談笑を楽しんでいた。ミーティング後はアップのみとフィールドで軽めの練習だけだった。2日連続で野外での打撃練習は行わなかった。

大谷の現在の状況についてD.ロバーツ監督(51)は「大谷選手の状態に問題はありません。大谷選手が打撃練習をしたければ行いますし、ケージで打ちたければそれも良いと考えています。コンディションに問題はありません」と話し、「大谷選手自身が誰よりも自分の体の事を理解しています。同じような怪我とリハビリを過去に経験しています。チームから大谷選手に指示をする事は最良の方法だとは思いません。良いコミュニケーションが取れているので、お互いを信頼し合っています」と大谷に絶大な信頼を寄せていた。

さらにライブBP(実戦形式の打撃練習)は「彼が実戦の準備が出来たと感じた時が実戦で打つ時だと思います。正確にいつかはわかりませんが、数日中に打つと思います」とし、オープン戦出場については「今週末の試合には出ませんが、その後の試合に出る可能性はあります」と実戦復帰も大谷自身に任せるとコメントした。