人員基準を満たしているとウソの申請をしたとして甲府市は福祉用具を貸し出す介護サービス事業所を指定取消の処分としました。

指定取り消しの処分を受けたのは甲府市川田町の「ウッズ福祉用具レンタル」です。

市によりますとこの事業所は甲斐市のNPO法人「心優」が運営し介護用ベッドなどの福祉用具を貸し出していました。

今年4月、介護サービス事業者として市の指定を受ける際、常勤でない人を常勤の管理者や福祉用具専門相談員にし、人員基準を満たしていると虚偽の申請をしていました。

市が事業所に通知を出した際、宛先不明で戻ってきたため調査したところ、申請通りの事務所がなく、人員を満たしていないことが分かったということです。

市の調査に対し法人は「別の事業所の勤務者で兼ねられると思っていた。認識が甘かった」と説明したということです。