山梨県が検討を進める富士山登山鉄道構想について地元の富士吉田市はホームページで賛否を問うアンケートを始めました。

山梨県が検討を進める富士山登山鉄道構想は麓と5合目を結ぶ有料道路=富士スバルライン上に次世代型の路面電車を整備をしようとするものです。

この構想について地元、富士吉田市の堀内茂市長は環境破壊などへの懸念から反対を表明していていて、市は17日、ホームページ上で賛否を問うアンケートを始めました。

アンケートでは県の構想の概要と富士吉田市が反対する理由を表記したうえで、賛成か反対かを県内だけでなく、全国の人が答えることができます。
アンケートの期限は現在のところ設けていないということですが、ある程度、回答がまとまった段階で知事にも結果を報告することを検討しているということです。

富士吉田市はまずは登山鉄道構想や市の考え方を全国の人に知ってもらうきっかけにしたいとしています。