東日本大震災で被災し福島県から山梨へ避難している人たちの交流会が甲府市で開かれました。

交流会は民間団体の「避難者と支援者を結ぶ会」などが開いたもので、福島からの避難者や県内の支援者など約100人が参加しました。

参加者は食事をとりながら今の暮らしを説明して交流を深め、県内企業などから食料品や日用品が贈られました。

会場には法律や相続手続きなどの相談コーナーも設けられ、数年前まで多かった東京電力への損害賠償などの案件はほとんどなくなり、日常的な相談が多くなっているということです。

福島からの避難者は:
地元に帰って山梨に戻る時に、「なんでこうなっちゃったんだろう?」と思うのは12年経っても変わらない

県内には今年9月1日時点で450人の避難者がいて、支援団体などはこうした交流会を継続する考えです。