山梨県の南アルプスの北岳で滑落した登山者など男性2人が相次いで救助されました。

警察によりますと9月17日午後1時15分ごろ、名古屋市中村区の56歳の会社員の男性が単独で南アルプスの北岳を登頂後、下山中に標高2900m付近で足を滑らせ5mほど滑落し顔や左手を負傷しました。
通りがかった登山者から連絡を受けた山小屋関係者が警察に救助を要請しました。
およそ45分後に付近をパトロールしていた警察の山岳救助隊が男性を発見・救助しました。男性は病院に運ばれ左手の小指脱臼などのけがをしていました。
また、仲間と4人で北岳に登山に来ていた札幌市厚別区の67歳の会社員の男性が18日午前4時ごろ、山小屋で体調不良となりました。
通報を受け、県警ヘリ「はやて」が救助し、男性は病院に運ばれ、命に別状はないということです。