「このままでは最低限の行政サービスの維持も困難」

山梨県市川三郷町は、近く「財政非常事態宣言」を行う事を明らかにしました。

市川三郷町は、財政の硬直性を示す指標である「経常収支比率」が2021年度決算で全国ワースト11位の98.1%を記録し、昨年度決算でもさらに0.1ポイント上昇しました。

このため町は9月19日に会見し「財政非常事態宣言」を行い、町民への詳細な説明をする事を明らかにしました。

事業の見直しなど、抜本的・集中的な行財政改革を進めるとしています。

遠藤浩町長は、取材に対して「このまま手をこまねいている訳にはいかず、職員が一丸となって取り組む体制もできたので、反転攻勢のきっかけにしたい」としています。