毎年1億円を超える被害が山梨県内で出ている電話詐欺について、年金支給日の6月15日、警察が初めて犯人を摘発する訓練を行いました。
ここ数年は現金などを手渡しさせる手口が多発しているということです。

電話に応える女性:
「鞄を盗まれたなんて困るじゃない。一千万円なんて自分で出せるの?」
訓練は70代女性の自宅に息子をかたる男から現金を要求する電話があった想定で行われ、通報を受けた警察が女性に協力を求め「だまされたふり作戦」を展開しました。
事前に自宅の周りに警察官を配置。
受け子が現金を受け取り立ち去ろうとすると・・・

<摘発訓練の様子>
警察だー! なんだよ!やめろよ!
警察官が受け子を取り押さえる一連の流れを確認しました。

山梨県警組織犯罪対策課 戸田三規次席:
県内でも多額の被害が出ている。一件でも検挙して、皆様の大事なお金を犯人側に渡さないようにしていきたいと思います。
