登下校中の子どもたちの交通事故を防ごうと、山梨市で危険性のある通学路の点検が行われました。

山梨市の教育委員会は子どもたちが犠牲になる交通事故が多発したことを受け、毎年、通学路の点検を実施しています。

今年改善を検討するのは104か所で、24日は高木市長も立ち会って警察や市の職員らが17か所を点検しました。

このうち岩手小学校の北門近くの道路では、カーブによって横断歩道が見えにくいことや、車道と路側帯を分ける白線が薄く、危険性があることを確認しました。

そして道路を舗装して白線を引き直すことや、通学路であることを認識させるグリーンベルトを設置することを決めました。

山梨市教育委員会学校教育課 磯村賢一課長:
点検することの効果を周辺にもわかっていただく中で、ハンドルを握っている方については「かもしれない運転」で安全に努めていただきたい。

山梨市は今後交通事故の防止に限らず、大雨の時の水量なども含め通学路の安全対策を検討することにしています。