介護保険料の還付金があるという、嘘の電話を口実にした詐欺を未然に防いだ金融機関の職員に警察から感謝状が贈られました。
山梨県警の大月警察署から感謝状が贈られたのは、都留信用組合 大月・猿橋支店の支店長代理 和田弘基さんと職員の梅田飛鳥さんの2人です。

2人は2022年4月、大月市内に住む60代の女性が電話をしながらATMコーナーにいたことを不審に思い声をかけました。
すると女性が市役所職員を名乗る男から介護保険料の還付金があると言われ、男の指示でATMを利用しようとしたことが分かりました。
2人はその場で電話を代わり、被害を未然に防ぎました。
都留信用組合 大月・猿橋支店 和田弘基支店長代理:
地元の金融機関としてお客様の預金を守るために職員一同、周知徹底対策していきたい。
警察は電話でお金の話が出たら詐欺と疑ってほしいと呼びかけています。