空き家の解消へ向け、家を借りたい人が希望する物件を掲載して大家が貸し出しに応じる通常と逆の不動産サービスが山梨県内で始まることになり、これを記念するイベントが開かれました。

県内でスタートしたサービスはウエブサイトで展開する「さかさま不動産」です。

通常の不動産は大家が物件情報を載せ、借主を募ります。

さかさま不動産はその逆で、空き家を借りたい人が希望する物件を掲載し、その条件に合う空き家の持ち主が貸し出しに応じる形をとります。

30日は山梨でのサービス開始を記念したイベントが甲府市内で開かれ、さかさま不動産で成立した契約の例などが紹介されました。

さかさま不動産は運営会社が三重県にあり、山梨を含めると全国10の県に拠点が増え、空き家解消サービスとして注目を浴びています。

県内の運営はNPO法人イエカラが担い、7月1日は甲府市で空き家の可能性や活用を考えるイベントが開催されます。